灯る庭


 

| Novel

小説作品集。ミステリ好きなのでミステリばかり描いています。
多分(絶対か)無いと思いますが何かに使いたいという方は管理人までご一報を。
(iPhone/iPadやPDFファイルで閲覧出来る電子書籍版はこちらからダウンロード出来ます)

【長編小説】

別れの旋律を抱いて  (PDFダウンロード:原稿用紙390枚程度)
長編小説初挑戦作品。これを書いた当時、「セカチュー」とか「いま会い」とかが流行ってたという事もあって、きっとこういう感じの話はウケがいいんだろうな、なんて思いながら賞に応募した物です。これを書き終えた後の達成感は心地良かったなぁ。
■よく分かるあらすじ■
高校一年の夏、僕は音楽室でピアノを弾く少女・伊織と出逢った。伊織の奏でる美しい旋律に魅了された僕は、彼女からピアノを学び始める事に。雨の日だけの奇妙なピアノレッスンが始まってから一ヶ月後、彼女は音楽の勉強をするため、ウィーンに旅立ってしまった。
それから十年の歳月が流れ……。僕はふとした誤解から世界的な天才ピアニストを殺害してしまう。ピアニストになる夢や、伊織との思い出が次々と頭をよぎり、僕は殺人容疑から逃れるため、あるアリバイトリックを画策する。第六回新風舎文庫大賞優秀賞受賞。



マインドスリップの女  (PDFダウンロード:原稿用紙460枚)
「別れの旋律を抱いて」がアナログ物なら、こっちはデジタル物、という感じの対極的な作品。「死んだ妻の身体にどっかの女子高生が乗り移る!」というSF色を混ぜてますが、SFなのはたったその一点だけで後は本格ミステリ。「別れ〜」がイマイチだと感じる人はこっちの方が好きかも。
■よく分かるあらすじ■
日本が誇る天才ウェブデザイナー・三嶋才人が親友の関丈史と共にデザイン会社を起ち上げた矢先、才人の妻・暁子が何者かに殺害されてしまう。遺体が安置室に移されて間もなく、何と暁子は才人の目の前で奇跡的に生き返った。しかし蘇った彼女の身体には、別の女の魂が乗り移っていて……。魂の主は「ユリ」と名乗る傍若無人な女子高生。暁子が刺されたのと同時刻に、別の場所で事故死していたのだった。奇妙な同居生活を始める事になった二人に、殺人犯の影が忍び寄る。



【短編小説】

心の旅人  (PDFダウンロード:原稿用紙50枚)
「女の二人旅」というシチュエーションに何となく惹かれませんか。そうですか。主人公の性別は別に関係無いのでフツーに男女二人組でも良かったと言えば良かったんですけど、そうなるとあらぬ方向に想像力が走りそうで駄目でした。「別れの旋律を抱いて」「マインドスリップの女」の二作を読んでないとわけわかんないと思います。
■よく分かるあらすじ■
出版社勤務の智美は、人気作家・姫川美幸の担当者になるや否や、彼女の取材旅行に同行する事となった。周囲から「変わった人」と言われている姫川に対して緊張気味の智美だが、温泉地に向かう列車の中で、二人は楽しい時間を過ごす。



神様はラムネを飲む  (PDFダウンロード:原稿用紙150枚)
自分で言うのも何ですが(他人が言ってくれないのであえて言いましょう)、今まで描いてきたミステリの中で最高の出来です。トリック自体は別にどーでもいいんですが、こんなエピローグはこの先二度と描けないだろうなぁと。
■よく分かるあらすじ■
八月のある日、生後六ヶ月になる私の息子・黎が死んだ。フグ毒服用による中毒死だった。だが黎の周囲にはフグに関係する物などどこにも無かった。
不可解なこの事件について親友の北嶋伊織に相談し、真相を追い始めた私だが、関係者の証言を辿っていく内に、黎の死に至るまで次々と奇妙な「偶然」が働いていた事が発覚する。人間は生まれてから死ぬまで、全て神によって操られているのだと信じる私に、それを確信させるかの様な衝撃の真実が待ち受ける。