ドラマスタイル【ツッコミ系ドラマレビュー】  

みんな昔は子供だった
第五話 ★ 

怪我をしたモモ(伊藤沙莉)を背負って学校に向かう柾(瑛太)。
モモ「オヤジだね。名前がモモだからピンク好きなの?って、そういう発想がオヤジって感じ」 そういうキミは声がオヤジみたいだな。声にハリが無いというか若さが無いというか。そのくせ停電の時とかに突然仕草が子供っぽくなるからどうも不自然ではある。

バレンタインデー。美紀恵(滝沢沙織)にプレゼントを渡す田所(筧利夫)。
田所「宜しかったら、ドライブでもいかがですか」 美紀恵にOKをもらい、思わず指を立ててハニかむ田所。勘違いするなよ、彼女はお前のドライブの誘いにOKしただけなんだからな。美紀恵がお前みたいな男と本気で付き合う気なんかあるわけが無い。それにしても美紀恵って今まで1話につき1分も登場してなかった様に思うけど、いきなりこんな告白シーンがあるのは唐突過ぎないか。

モモを連れて高台にやって来るアイ子(国仲涼子)は、突然「明太子、ラーメン、きなこ餅」と叫び出す。
アイ子「好きなものの名前を叫んでます」 何かこのシーン、この間の月9を思い出した。二人して叫んでモモにも好きな人の名前を叫ばせてやろうっていうのはちょっと強引過ぎるだろう。「世界の中心で愛をさけぶ」がヒットしてから、やたら叫ぶドラマが増えたのは気のせいか?

リタイヤ決定。テーマは決して悪くは無いんだけど、物語の進め方が「ワンダフルライフ」や「めだか」等と全く同じ。毎回生徒が一人ずつ馴染んでいくパターンはもう飽きた。そこに「ごくせん」の様なアクション的演出や、笑える小ネタがあればまだ面白くなるとは思うけど、これと言って特色や意外性が無いからなぁ。
瑛太と大杉さんと滝沢沙織が好きなので見始めたドラマだけど、彼らの扱い方が酷すぎるのもマイナスファクター。彼らの役は別に誰が演じたっていい。「この役はこの人にしか出来ない」というイメージを植え付けないと駄目だと思う。あと、筧と陣内の役、白石と風吹の役はそれぞれ一纏めにくくっちゃってもいいのでは。


第三話 ★★ 

給食の時間、ワタル(糟谷健二)は龍平(深澤 嵐)に今日の晩飯は何かと尋ねる。
ワタル「クリームコーンコロッケ食べたいな」 それってコーンクリームコロッケと違うのか? レバニラ炒めとニラレバ炒めみたいなもんかな? カレーライスとライスカレーみたいなもんか。でもクリームなのはコロッケであって、コーンがクリームなわけじゃ無いよな。っていうか、どうでもいいや。

昭平(陣内孝則)がコックなので羨ましいと言われ、気をよくした龍平は「それは仮の姿だ」と話す。
龍平「うちの父ちゃんはさ、昔東京でロックやってたんだ」 って懐かしいな。陣内がザ・ロッカーズで一世を風靡したなんてエピソード、今の若い奴は誰も知らないぞ。

図書室で本を眺めていたゆかり(白石美帆)。アイ子(国仲涼子)に生徒達の事をよろしく頼むと言われ、
ゆかり「私子供嫌いなの。関わる気無いから」 何かむかつく女だな。こんな奴が星を見て感動する様な女だとは到底思えない。今回の(前回もだけど)白石の役は何でいつもこんなカリカリしてんの?欲求不満なのか?
しかしそれに対し、
モモ(伊藤沙莉)「やな感じ」  ってお前も人の事言えんだろ

「父ちゃんはこの村の期待の星だったんだよね」と龍平に訊かれた田所(筧利夫)。
田所「勘違いしてるぞ龍平。それは俺が子供の頃の話だ」 なんだ?この村は嘘つき村か?。龍平も龍平で聴く相手が悪い。そういう事は校長先生に聞かなきゃ。

後半で昭平が龍平に色々語ってたけど、ミッちゃんの夢って結局何だったの?夫と息子を置いてまで向かわなきゃいけない夢って一体何だったの? 「母ちゃんは夢に向かって旅立って行ったんです」とか曖昧な事言ってたけど、肝心な所を言わないあたり結局捨てられたんじゃないかと思えてしまう。


第二話 ★★★ 

山村留学一日目。 アイ子(国仲涼子)はカリンジュースを作る授業を行うが、それを見かねた風太の母親(キムラ緑子)が早くも文句をつける。
風太母「来年受験に失敗したら、先生が責任取ってくださるんですか」 だったら逆に訊くけど、受験に合格したらどう落とし前つけてくれようか。何でこんな空気読めない奴連れてきたのさ。校長もあらかじめ面接でもやって誰が留学生にふさわしいかを念入りに検討しとけば良かったのに。

星の観測を行うため、ハタ爺の孫娘であるゆかり(白石美帆)がやって来る。ハタ爺の家が山村留学の宿泊所になっていると聞いて激怒。
ゆかり「本物の夜空じゃないと、星はキレイに見えないの!」 って真剣に天体観測をするつもりなら寝袋でも持って来い。真の天キチは寝る所なんかいちいち拘らねえんだよ。

アイ子がどこかに行ってる間、カリンジュース作りを任されている柾(瑛太)。
「何で俺がこんな事やんなきゃいけねえんだかな」 そうだよな、今回の瑛太は完全に役不足の様な気がする。瑛太とかパシリじゃん。白石美帆とか滝沢沙織とか風吹ジュンとか、何か居ても居なくてもどっちでもいいポジション。やっぱり無駄に登場人物が多すぎるんだよ。

前回展開がだらだらしてたのに、今回は案外スピーディーに進んだな。糸電話を通じたアイ子と詩音(野村涼乃)のやり取りも、最初は強がってても親と離れてホームシックになるワタル(糟谷健二)のシーンも丁寧に描かれてて良かった。最後に星を見るシーンでゆかりが居なかったけど、お前結局何しに来たんだよ。


第一話 ★★ 

東京からやって来た教師・アイ子と、たった一人の生徒・龍平の通う分校が、都会からの山村留学生を受け入れる事になった。

森の水小学校の教師アイ子役・国仲涼子。
アイ子「やれば出来るのに、何でやんなかったの馬鹿!」 なんか喋り方とか見てるとこっちの方が馬鹿っぽいぞ。小3の生徒に接する態度にしてはちょっと幼稚すぎないか? 国仲のこういうキャラクターは珍しいけど、何か不安定でつかみ所が無いって感じ。

龍平の父親昭平役・陣内孝則。
昭平「それはあれだよ、東京が俺を呼んでたんだよ」 初登場時は怖そうな役かなと思ったけど、結局はいつもの三枚目キャラ。そして微妙に筧利夫とキャラが被ってる。筧と陣内の役は合わせて一役でもいいんじゃないだろうか?無駄に登場人物が多すぎる気がする。教師・生徒・脇合わせてこれだけの人数をさばくのは結構大変だぞ。

森の水小学校校長・佐上役に大杉漣。
佐上「先生には正式に決定してからお知らせしようと思っていました」 おーおー大杉さん、立派な付け髭をたくわえて。別に校長先生はヒゲ生やしとかないとダメって事は無いだろうに。

脚本家もキャストもいいから結構期待してたんだけど、正直期待外れだったなぁ。展開がだらだらして間延びした感があった。個人的にはドラマよりも国仲涼子と陣内孝則の極端な痩せ方のほうが気になった。特に陣内、大丈夫か??