ドラマスタイル【ツッコミ系ドラマレビュー】  

Mの悲劇
第八話 ★★★★

構想していたプロジェクトが決定したと島谷(伊武雅刀)が報告。そのプロジェクトリーダーに久保(佐々木蔵之介)が抜擢される。
島谷「安全で暮らしやすい町を作る。創立当初からの我が社の夢だ」 いや、もうこの町には住みたくないから。大体市民の安全を守るとか言ってる会社の人間が隠し事したり、私怨で人助けしなかったり、犯罪に手染めちゃったりしてちゃ説得力無いだろう。プロジェクトも失敗に終わりそう。

再び美沙(長谷川京子)の前に現れる尾崎(大西滝次郎)。誰かが美沙の借金を肩代わりしていた。
尾崎「あんたの借金もこれで無くなった」 ってこの男目の前で借用書破るの好きだよな。借用書って借りた人に返さないといけないんじゃないの?ドラマの見過ぎなんじゃないの?っていうかこの人、一体何枚借用書を常備してるんだろう?

一人祝杯を上げている久保の元に、藪本(渡辺卓)が現れる。
藪本「お久しぶりです。探しましたよ」 ええっ、じゃあこれで久保が黒幕確定なのか?じゃあ衛を美沙から守ろうとしていた事や、下柳を疑っていた事は何だったんだ?
藪本「300万。安いもんでしょう。あんたのおかげで一年もくらってるんですから」 って一年もくらったのはお前が勝手に亘を刺したからだろ。久保は衛を襲えと言っただけで、お前の刑務所行きとは全く関係無いはずだ。当然300万なんか払う義務も無い。証拠が何も無いんだから、久保も知らん顔してつっぱねてりゃいいのに。どうせこんなチンピラの言う事なんか誰一人信じないよ。

衛(稲垣吾郎)は下柳(成宮寛貴)が藪本と繋がりがあると知り、彼を問いつめる。観念して一年前の真相を話し始める下柳。嫉妬心から、衛が襲われている現場を目撃しながら、見殺しにしただけだった。
下柳「警備会社の人間として、あってはならない行為だったと思います」 何か八話も引っ張ってた割にはつまんない真相だな。六話で私がズバリ予想していた通りそのまんまじゃないか。たったこれだけじゃなくて、亘がチンピラに刺された方も目撃していた方が面白いと思ったけど。でないとここで下柳の出番終わりだし

久保がバーで飲んでいた時、偶然、瞳(吉岡美穂)と出会う。美沙の事を話し始める瞳。
「私が好きになった相手は皆美沙の事を…」 って瞳は亘の事も好きだったって事?亘はともかく衛のどこに惚れたのかさっぱり分からん。強引な展開だなぁ。後付け設定って感じがする。大体衛とは二、三回ほどしか会ってないだろうが。

富山の実家に帰ったはずの藪本がまた久保の前に現れ、脅迫する。
藪本「3000万にして下さい。あの事バラされたらまずいでしょう?」 こいつ正真正銘のバカだろ。これが火サスとかだったら確実に殺されてるぞ。糞ガキ一人乗り込んできて久保が3000万もポンと払ってくれると思ってたのか? 藪本に対して久保がマジ切れしたのは迫力あったなぁ。そこから一気に面白くなってきた。

ちょっとよく分からないのは、最後で久保の家に向かった衛と美沙の行動。「富山」と聞いた時に久保を疑うのは分かるが、何で衛はわざわざ美沙を呼び出した上、久保の部屋に何かあると分かったんだろう? 手の怪我を見ただけで、そこまでのアクションを起こすほど衛って勘良かったっけ?

下柳絡みの一件はつまらなかったけど、久保がブチ切れてから抜群に面白くなってきた。衛に対してそこまで恨みがあるってのはさすがに予想外だった。 島谷と美沙の関係はもう血の繋がった親子って事で決定かな。


第七話 ★★★★

衛(稲垣吾郎)は自殺しようとした美沙(長谷川京子)を助ける。一方その頃、久保(佐々木蔵之介)は苛立った様子で部下の高山(井澤健)にきつく当たり散らす。
久保「コピーもまともに取れないのか、やり直せ」 そうだ、コピーくらいちゃんと取れこの腰巾着。つーか私は久保よりもこの部下の方がムカつく。初回で衛相手にヘコヘコしてたと思ったら今度は久保相手にヘコヘコして、冷たく当たられたからって何かしようと企んでるし。高山の方が久保よりも腹黒そうだ。

美沙の育った養護施設には島谷(伊武雅刀)が訪れていた。それを知った有紀(岡本綾)は、彼と美沙との関係を疑い始める。
有紀「パパと美沙さん、何か関係あんの?」 うん、美沙はキミのお姉さんだよって事は無いかなぁ。専務の一連の行動を見てると、美沙の本当の父親は島谷っぽい気がするんだよね。もしそうなら親子感動の対面でハッピーエンドになり得るし。

美沙が心配で様子を見に来た衛に声をかける瞳(吉岡美穂)。
「安藤さんも、美沙の事好きになっちゃったんですか」 ってまさかお前も好きなのか?
ああそうか、亘の事か。紛らわしい言い方すんな。七話にして衝撃のレズ告白かと思っちゃったじゃん。

母・礼子(吉行和子)に区切りはついたと報告する衛。
礼子「でも大丈夫。苦しい時を乗り越えたら、きっと何かが変わるから」 っていうかこのおばちゃん、何となくちょっとズレてる気がするけど。一体衛は美沙のやって来た事をどんな風に説明したんだ?衛の全財産を燃やした挙げ句、愛子を監禁したって事実をそのまま話したら、そんな悠長な事言ってられないと思うけどな。全部分かってて言ってるんなら相当心が広いぞ。

怪文書は美沙の仕業では無かったと大川(佐藤二朗)から連絡が入る。それを久保に相談する衛。
久保「いや、待てよ。社内の人間って事もあり得るぞ」 ってお前だお前。根本に戻って衛が傷害と痴漢の容疑で捕まった事実を知ってるのは警察を除けばお前一人だろ。

今回やけに親切な取り立て屋からの情報で、事件は急展開。藪本に衛を襲う様依頼した人間が居るらしい。ラストで下柳(成宮寛貴)と藪本の繋がりが出てきた様に見えたけど、あれはおそらくフェイクだな。

下柳は、一年前の事件で衛が藪本に絡まれる現場を目撃していながら無視してしまう。その時の罪の意識を感じて、自分なりに事件の真相を調べ始める。そこで直接藪本に真相を訊きに言ったって所かな。
そして衛を襲わせたのは久保じゃなくて高山かな? 怪文書を流したのは勿論久保で確定なんだけど、一年前の事件まで久保の仕業だったとしたら、彼が下柳を疑う意味が分からない。


第六話 ★★

階段から落ちた衛(稲垣吾郎)だが、目が覚めた時美沙(長谷川京子)の部屋に監禁されていた。借用書の名義を衛に変更する様に言う美沙。
美沙「取り立て屋に追われるのって想像以上に苦しいですよ」 その割には充分楽しんでる気がする。あの取り立て屋の方も美沙に何か同情してるみたいだし、全然苦しんでる様に見えない。

辞表を島谷(伊武雅刀)に提出にやって来た美沙だが、受付に提出された封筒を久保(佐々木蔵之介)が取り返す。
久保「OK。じゃ俺が渡しとくよ」 なんていい奴なんだ久保。しかしそれをずっと隠し持っておく所がちょっと黒幕くさいが。いまのところ怪しさ全開のこの男だが、美沙の計画を邪魔している所を見ると、衛を恨んでいるわけでも無い様な気がするな。

下柳(成宮寛貴)に美沙の本名を聞いた島谷は顔色を変える。
島谷「香田美沙・・?」 そして資料室で何かの報告書を調べ始める島谷。かなり昔の事の様なのに名前を聞いただけで思い出すなんて、このおっさんの記憶力は凄いな。衛も少しは見習え

一度は美沙の部屋から脱出した衛だが、夜になって戻って来る。どうして戻って来たんだと訊く美沙。
美沙「自分を守って生きるんじゃなかったの?また私に復讐させたいの?」 それで分かった、MはマゾのMだったというわけか。せっかく逃げたのに戻って来るなんてそれ以外考えられないからな。ある意味凄いオチだ。

何となく読めてきたぞ。一年前の事件で下柳は衛がチンピラに襲われている現場を目撃しているが、それを黙認していた。今になって「あの時自分が止めていれば良かった」という後悔の念に苛まれているのかも知れない。そう考えれば最近の下柳の行動は何となく納得がいく。
「あの事件には裏がある」という次回予告のセリフから考えると、チンピラに衛を襲う様に命令したのは久保だったとかかな?


第五話 ★★

美沙(長谷川京子)の復讐の理由を知った衛(稲垣吾郎)。母の手術が終わったら償える事は何でもすると話す衛に対し、彼女は意味ありげな一言を告げる。
美沙「お母さんの手術もうすぐでしたよね。無事に終わるといいですね」 この女、次はあの母親に何かやらかすのか? しかしそれを聞いて病室に内鍵をつけようとする衛は馬鹿。それより母親の手術が済むまで美沙をどっかに縛りつけとけよ。今までやられっ放しなんだから、たまにはこっちから反撃しないと。

一気に飛ばして、美沙の部屋に侵入した衛は、亘がつけていた日記や二人が映っているビデオを発見。それを見ているうち、美沙が帰って来る。
美沙「見たんですか、私と亘の想い出を勝手に」 ってお前、それよりもまず警備員がバール使って不法侵入してる事にツッコめ。住居不法侵入に器物損壊。衛はだんだん美沙に感化されてるのか、やる事が大胆になって来たな。
そして美沙の失った物の大きさに気づいた衛、
「どうしたら君を救えるんだ」 結婚すればいいんじゃないかな。美沙と。いっそここでプロポーズしたらどうだろう?「僕が亘になるよ」とか言ってさ。気持ち悪がって美沙がこれ以上衛に付きまとわなくなるかも知れない。

なんかおかしな事になってきたぞ。今回気になったのは美沙の部屋に衛一人で行かせた久保の行動と、二年前に衛がチンピラに絡まれた現場に立っていた下柳。この二人、まだ何かありそうだ。次回予告で亘を刺した男が出所したとかって話が出てたから、そいつと何か関係あるとか?


第四話 ★★ 

衛(稲垣吾郎)は有紀(岡本綾)に、美沙(長谷川京子)には関わらないで欲しいと忠告する。
有紀「嘘がバレるのが怖いの?」 衛、こんな女と結婚しても破綻するのは目に見えてる。ちょっと帰るのが遅くなったら不倫とか疑われそうだし、いちいち皮肉めいたセリフがむかつく。もう下柳にくれてやろうよ。

美沙の死んだ恋人・亘(柏原収史)が貸倉庫に預けていた荷物が期限切れで戻って来た。美沙は、日記を読みながら思いに耽る。
「この箱は、いつか俺の夢が叶った日に美沙にプレゼントしようと思う」 なんて言ってるけど、バックで流れてる亘の曲を聴いてるとデビューすら出来そうに無いんだが。「亘・・」と泣いてる美沙を見ながら、あまりの歌の酷さに笑い転げてしまった。なんていうか、もうちょっと歌の上手い人間を起用出来なかったのか?

有紀は、衛に弁当を作って持って来る。しかし下柳(成宮寛)がまだあの男の事を気にしてるのかと訊く。下柳には関係無いと返す有紀。そして、
下柳「この間は俺を頼ってきたろ」
有紀「あの時はどうかしてたの。ごめんなさい」 前言撤回。この女は下柳クンにやるのも憚られる。衛が瞳(吉岡美穂)と会ってるのをまた浮気だと勘違いしてるし。衛が信用無いんじゃなくてこの女が最初から疑心暗鬼過ぎなんじゃないか。下柳はお前のキープ君か。

衛のコートからマンションの鍵を盗んだ瞳は、それを美沙に渡す。
「これで最後にしていい?だって安藤さんあんまり可哀想で」 ってお前は何しっかり協力してんだよ。前回あんなに衛に同情的だったのにさ。「おかしいよ、お金を燃やすなんて」とか善人ぶってるけど、鍵を盗んだアンタは既に美沙と同罪だっつーの。

久保(佐々木蔵之介)が仕掛けた監視カメラに映っている美沙。彼女は衛の家の留守電にメッセージを残す。
美沙「このままだと安藤さん、もっと大きな物を失いますよ」  よし衛、すぐにその留守電のテープを持って警察にGoだ。決定的なメッセージが入ってないのは残念だけど、これは脅迫と受け取ってもらえそうだぞ。あの大川って刑事はだんだん衛が被害者だと感づいてそうだしさ。

後半、亘がチンピラを刺した現場を辿ってみた衛は、ようやく二年前に自分の身にふりかかった事を思い出す。同じスーツを着ていると、店員が声をかけてくる。
店員「あれ?もしかしてあの時のお客様じゃないですか?」 ここまではまだ許せる。しかし、
店員「はい。あの時の上着です」 これはいくら何でもありえないだろ。二年も前に処分してくれと言ったスーツをいまだに捨てずにとってて、当時の店員が同じ客に返せるなんてどんな偶然だよ。さすがにご都合主義が過ぎるんじゃないか。

真実が全て明らかになったわけだけど、残り7話は一体何やるのかな。下柳が復讐に加担してきて、愛子(浅見れいな)がどうにかなるみたいだけど。この後もずっと衛の不幸の連続って展開だったらちょっと見る気失くすなぁ。


第三話 ★★★ 

美沙(長谷川京子)に1100万円奪われた衛(稲垣吾郎)は警察に届け出るが、大川(佐藤二朗)には全く相手にしてもらえない。
「情報が入ったらって・・捜査はしてくれないんですか!」 っていうかこの警察署に来るお前も悪い。何で信用を失った警察署に届け出るかねぇ。しかしこの署は暴行も放火も詐欺も全部同じ刑事が担当なのか? いくら何でも1100万円も取られてるんだから痴話喧嘩で済ませられる様な話じゃ無いんじゃないの?

衛は美沙に電話し金を返せと要求するが、
美沙「思い出して下さい。心の底からお詫びしたら返してあげてもいいですよ」 何が何だか分からんが衛もとりあえず謝るだけ謝っとけよ。「何の事だ」とか「どういう事だよ」とかいくら喚いても返してくれるはず無いんだからさ。頭のおかしな女には下手に刺激するより素直に従った方が身のためだぞ。

有紀(岡本綾)は、美沙の事が気になってどうして衛に近づいたのかを問いつめる。しかし衛に返したはずの指輪を美沙に見せられて表情が凍り付く。
美沙「私も安藤さんに・・騙されてるって事ですか?」 吐き気が出るほど下手な芝居だな。こんな芝居をあっさり信じちゃう有紀も馬鹿。指輪だって美沙がパクった可能性とかは考えないのか?

有紀のマンションにやって来る下柳(成宮寛貴)を追いかける衛。下柳が美沙と繋がってると思いこんでいる衛は、有紀の部屋に入るや否や彼に飛びかかる。
「お前有紀に何する気だ!」 でもあっさり下柳に一捻りされる衛。それにしても毎回持ってるだけで何の役にも立たないスプレーだな。案外全ての元凶はそのスプレーにあるんじゃないの?呪われてるとか。

美沙が衛の金を盗んだと知った瞳(吉岡美穂)は、彼女を止めようとする。
「安藤さん困ってるんだよ。美沙のしてる事は犯罪だよ。返しに行かなきゃ」 凄い良い子だなぁ。これでもうちょっと演技が上手ければ言う事無しなんだけど。でも事情を聞いただけで早くも美沙に同情気味。だめだこりゃ。
要するに、美沙の婚約者・亘(柏原収史)が不良に腕を刺されてギターが弾けなくなった上に、その不良を刺し殺してしまい、芸能界デビューが果たせなかった。それで亘は自殺・・という事なのかな? 不良は死んでしまってるから、美沙の怒りの矛先は衛に向けるしか無いと。

ラスト。鞄の中の金に火を放つ美沙。
美沙「そんなに欲しいなら、返してあげますよ」 って灰にして返すとはやる事がむごいなぁ。でも燃えたお札って銀行で替えてくれるんじゃないの?あそこまで黒焦げだったら難しいか?

美沙が衛を恨んでる理由は大体解ったけど、三話目だし、まだまだ何かありそうだ。いっそあの時亘が助けたのは単に衛によく似た無関係の男って事が発覚して、そこから今度は衛の美沙への復讐が始まるとかだったら面白いかも。でも美沙から奪うものなんて何も無いか。


第二話 ★★ 

契約に失敗し謹慎中の衛(稲垣吾郎)。婚約者の有紀(岡本綾)が心配げに問いかける。
有紀「衛の事信じていいんだよね」 って全く信じてないくせにしつこいよ。「他に女が居る」って聴かされただけで衛の服を探りまくってるじゃねえか。おまけに美沙の声だとバレバレの電話にも騙されて出てっちゃうし。第一今の衛が浮気なんかしてる余裕無いだろ、よく考えろ馬鹿女。

傷害事件のリークやファックスの一件などで美沙(長谷川京子)を疑う久保(佐々木蔵之介)。
久保「全部あの美沙って女と出会ってからだろ?」 確かに美沙と関わってるとロクな事にならないけど、実質得をしてるのはお前一人だよな。衛の辞令の後ちゃっかり開発課長に収まっちゃってるし。なんだか何から何までこいつの思惑通りに進んでるっぽいぞ。

婚約者の有紀が来られず、礼子(吉行和子)の検査結果も思わしくないと聴いた美沙は、ある提案をする。
美沙「私で良かったらやりましょうか。彼女の代役」 衛もこんな怪しげな誘い断っちゃえばいいのに。婚約者が偽者だと分かってその上詐欺師だと分かったら、余計ぶっ倒れるんじゃないか。

礼子と愛子(浅見れいな)から衛のキャッシュカードの暗証番号を聞き出した美沙は、1100万円を引き出す。それに気づいた衛は美沙に慌てて電話するが、
美沙「証拠があるんですか?」 へ?証拠が無いと思ってんのか。警察呼んでATMの監視カメラ調べれば一発だと思うが、何でそんな自信満々で居られるんだ?衛もぼさっとしてないでその辺り突いてやれ。
美沙「決めたんです私。あなたから、全てを奪ってやるって」 まあハセキョーになら奪われてもいいかななんてちょっと思ってみたりするが、さすがに全財産引き出すのはやり過ぎ。衛もカードの入った財布を彼女の前に放置したり、自業自得としか言い様が無いけど。


第一話 ★★★ 

何事にも用心深い性格の衛(稲垣吾郎)は、美沙(長谷川京子)を電車で助けた事をきっかけに、次々と悲劇に巻き込まれる。

主人公・安藤衛役の稲垣吾郎。痴漢と間違えられ、警察の取り調べを受けるはめになった衛。
「誤解なんですよ!解放して下さいよ!」 久しぶりに連ドラで見る吾郎。オーバーアクション過ぎるし、セリフも一杯一杯だなぁ。まあとりあえず様子を見てみよう。
美沙と再会した衛は、共に食事をすることに。そこでの会話、
「結局自分の身は自分で守るしか無いんです」 だったら駅で助けて下さいと喚くな。この矛盾男め。大体普通自分を痴漢と間違えて大切な商談に行けなくした人間の顔なんて見たくも無いもんだけど、食事に誘われてあっさりOKなんかしちゃうのは、何か良からぬ事考えてる証拠なんじゃないか。
「僕は君と出会って散々だよ。痴漢の濡れ衣、つまらない傷害、大きな契約にも失敗して、専務にも彼女にも見放されて」 って専務と彼女に見放されたのはお前の嘘が原因だろ。用心深い性格のくせに佐竹云々の一件も引っかかっちゃうし。何もかも人のせいにすんな。全部キミの自業自得なんだよ。

衛の婚約者・有紀役、岡本綾。夕べ連絡が取れなかった原因を電車事故だと話す衛に対し、
有紀「ゆうべは色々勘ぐっちゃった。でも浮気なんか出来っ子ないか」 この女とことん衛を信用してないよな。一日連絡が取れなかったり物を探しに家を訪ねてくるだけでいちいち浮気を疑うな。しかも二言目には「パパ」「パパ」って。第一あのおっさんがパパなんてガラか?(違)

同僚・久保役に佐々木蔵之介。
久保「示談相手は納得してたし、俺の方から漏れる事は考えられないんだよ」 どう考えてもお前が一番怪しいだろ。「俺の方から漏れる事は考えられない」ってさりげなく言ってるけど、その自信に満ちた根拠はどこにあるんだ。同期なのに出世していく衛が憎くなったとか、おおかたそんな事で陥れたんじゃないのか?

衛に忍び寄る謎の女・美沙役、長谷川京子。どうして付きまとうのかと尋ねる衛に対して、
美沙「大事な人を亡くして一年。生きてく理由が見つからなくて。そしたらあなたが現れたから…」 ってちょっと待て、全然理由になってない。痴漢と間違えた男を生きる理由にしたいなんて言う女には間違ってもお近づきになりたくないぞ。

これで主要登場人物を一応紹介してみたけど、ちょっと気になったのでもう一人だけ紹介しておくか。
衛の妹・愛子役、浅見れいな。母の入院している病院にて衛に、
愛子「さっきね、ロビーにキレイな女の人が居たの。で、声かけようと思ったんだけど外出てっちゃって。もしかして彼女じゃないの?」 キレイな女の人を見ただけで衛の彼女だと言い当てられるこの女は超能力者か?

蓋を開けてみればツッコミ所満載。「世にも奇妙な物語」チックでなかなか興味深いドラマだったんだけど、残念ながら主人公の衛に同情出来る点が全く無い。私なら大事な契約書を持って夜の電車なんかに乗りたくないし、警察に連行されたら落ち着いて当番弁護士を呼べばいい。自業自得を全て人のせいにしている奴よりは、素直にハセキョーの謎の計画の方を応援したくなってしまう。