ドラマスタイル【ツッコミ系ドラマレビュー】  

ごくせん
第七話 ★★★★ 

ヤンクミ(仲間由紀恵)は臨時採用のため、四月で学園を去る事に。
落ち込むヤンクミを3-D生徒達が次々に励ます中、矢吹(赤西仁)が家業を継げばいいだろと口を滑らせてしまう。何の四代目なのかと騒ぎ立てる生徒達を何とか誤魔化そうと、
矢吹「お前らうっせえな、アレだよ。そば屋」 って余計誤魔化しにくくなっただろ。皆が食いに行くって言ってるじゃん(笑)。で、その一件はヤンクミの「あっちのそばやー」で全員納得いったのか?めちゃくちゃだな。

ジョイフル産業の面接を受ける事になった土屋(速水もこみち)だが、その前日、他校の生徒が絡んで来て喧嘩になる。
土屋「轟の田辺か」 とりあえず敵対する学校の生徒はみんな白制服なんだな。二話で戦った荒高とかもそうだった。分かりやすいといえば分かりやすいけど、ちょっと気になった。

教え子が受験に失敗し、その責任を責められたひとみ(乙葉)は、教師に向いて無いのかなと落ち込む。それを励ますてつ(金子賢)。
てつ「白鳥先生も余計な事は考えず、全力で体当たりしたらよろしいんじゃないでしょうか」 めちゃくちゃカッコイイじゃん。この男こそ最終回にはヤンクミとの恋を実らせて欲しいよ。東と谷原はまた失恋って事で

轟の連中が矢吹達に報復。それを目撃したひとみは、慌ててヤンクミに電話。
ひとみ「皆抵抗しないんです。ただの一度も殴り返さないんです」 っていうかヤンクミに連絡すれば何とかなるとちゃんと分かってる所がエライ。ひとみってヤンクミの強さ知ってるんだっけ?

ヤンクミとの約束通り一切手を出さなかった竜(亀梨和也)達。
「約束しちまったからよ」 っていうか殴られっ放しになるより逃げれば良かったんじゃ?自慢の「フォーメーションD」とやらでさ。いくら喧嘩しないと誓ったとは言え、全員でわざとボコボコにされる必要は無かったんじゃないか?

バスで助けた婆さんが絶対最後ヤンクミを助けに来るぞーと思ったら案の定、理事長より偉かったというベタなオチが用意されていた。まあそれは置いといて、理事長ってあんなキャラクターだったっけ?ヤンクミに対しても生徒に対しても全然理解の無い役に変わってる気がするけど。

最後に、今回一番ツボにはまったシーン。
ヤンクミの次の就職先にと、ミノル(内山信二)が時給3000円のフロアレディの仕事を見つけるが、
久美子「容姿端麗、18歳以上23歳まで・・」
ミノル「無理だ」 (←爆笑) そこはお前がツッコんじゃ駄目だろ!


第六話 ★★★★★ 

3-Dの生徒全員の進路が未定だと知ったヤンクミ(仲間由紀恵)は、一人ずつ面談を行う事にする。
久美子「文句を言わないで下さい。各自15分ずつ順番にやるからね」 って30人を1人15分ずつかよ。七時間半に渡る凄まじい面談だな。一日かけてやる気か。廊下で待ち惚けてる生徒達が可哀想だからせめて日を分けてやれよ。

ひとみ(乙葉)は、ヤンクミに恋の相談に乗って欲しいと誘う。その話に乗ってくる馬場(東幹久)。
馬場「僕も行きましょう。恋の相談ならこの馬場にどーんとお任せ下さい」 って万年フラレ男が何ほざいてんだ。お前の失敗談なんて聞きたかないっつーの。あ、そういや谷原もだ。相談相手はもっと慎重に選ぼうな。

酔いつぶれたミノル(内山信二)を家まで送り届けた竜(亀梨和也)と矢吹(赤西仁)は、ヤンクミが大江戸一家の四代目だと知ってしまう。
「あの、大江戸一家って?」 キミなかなか勇気のある質問をするな。 雰囲気を見ればそんな質問しなくても一目瞭然だろう。しかしそれに対するヤンクミの答え。
久美子「劇団・・」 このシーン、せっかくの笑い所なのに予告でやっちゃ駄目だろう。女形の若松と大道具のミノルは吹いたけど。

今回は3-D生徒だけじゃなくて母親まで絡めたのは良かった。日向役の小出君も母親役の手塚さんも演技が抜群に上手かったので後半ホロリと来た。久々にヤンクミのアクションも見られたし、今回も最高の出来。


第五話 ★★★★★ 

九條(谷原章介)にプロポーズされる夢を見たヤンクミ(仲間由紀恵)。翌朝、同僚のひとみ(乙葉)も九條の事を狙っていると知り、対抗意識を燃やし始める。
ひとみ「山口先生。私たち、ライバルみたいですね」 まぁひとみがヤンクミに勝てるとしたら、その乳のデカさぐらいか。九條が巨乳好きだったらきっとひとみの方になびくだろう。それ以外だったら奴ほどの男がひとみごときの女になびく事は到底考えられない。

バレンタインデーが近づき、3-Dの生徒達は大盛り上がり。ヤンクミに「バレンタインなんて子供騙し」と言われ、日向(小出恵介)が反論。
日向「俺らはよ、年に一度の男と女の真剣勝負に賭けてるのよ」 ってそんなに女子と付き合いたいなら男女共学の高校行けよ。年に一度と言わずに年に百度でも二百度でも出来るだろうに。回りに女子が居ないのにバレンタインだけに真剣勝負を賭けてるこいつらの意味が分からん。

そんなある日、武田(小池徹平)が喫茶店でバイトする桃ヶ丘女学園の生徒・真希(若槻千夏)に一目惚れ。真希がコーヒーカップを灰皿がわりにした客に注意する態度を見て、矢吹(赤西仁)が一言。
矢吹「パッと見と性格違い過ぎじゃね?」 何言ってんだ、どう考えても見たまんまだろ。ついでに言えば全く清楚にも見えない。っていうか若槻って今何歳だっけ?カウボーイ姿はいいがブレザー姿はかなり無理がある気が。

チョコレート作りを始めたヤンクミだが、味も形も無残な出来。
久美子「初めてだから、ちょっと見た目はイマイチだけど」 ってチョコレートの本見てたくせにどうしてそんな代物が出来上がるんだよ。インド風カレー味とか完全にレシピ無視してるし。しかしこのチョコ、熊が食ってぶっ倒れて欲しかったな。ベタだけどこういう小ネタが欲しかった気も。

真希と付き合い始めた男・奥寺(高杉瑞穂)に他にも女が居ると知った武田は、真希と別れる事を条件に彼と決闘する事に。
武田「まだ負けてねえよ」 何度奥寺にやられても起きあがる武田、まるでジャイアンに挑むのび太みたいだな。ドラえもんが未来に帰る話を思い出した。それにしてもヤンクミ、大学のボクシング部より強いのかよ。

今回は武田よりもてつ(金子賢)が格好良かったな。ひとみが惚れるのも分かる。今回はキャスト全員がいい感じに絡んでいたので、個人的には今までで一番の出来かな。ヤンクミにチョコを貰った3-D全員。ちゃんとホワイトデーには返せよ。


第四話 ★★★★ 

来年四月から黒銀学園が男女共学になると聴いた3-D面々は、女子生徒から先輩呼ばわりされるかも知れないとヤンクミ(仲間由紀恵)に聴いて舞い上がる。
「お前ら何想像してんだよ」 相変わらず一人だけノリが悪いな。もしかしてホモなのか?
土屋「ようし皆、俺達の後輩を一人でも増やそうぜ!」 と意気込んだのはいいが、英会話のテープの会話をカツ揚げにしたり、理科室で鍋食ったり、新制服に悪戯したり却って逆効果の様な気がするんだが。全員思いっきり引いてたし。そんな事したら余計後輩が減りそうだぞ。

中盤一気に飛ばして、土屋の処分についての検討会。理事長の黒川(井上順)の意見を聴いたらどうかと言う提案があり、
黒川「土屋君、何か言いたい事はありますか」 お、土屋に機会を与えるなんて結構話の分かる理事長じゃん。と思ったら土屋の辞めたくないという返答に対し、
黒川「なるほど、ですが理事長としては我が黒銀学園の名誉を汚す者は誰であろうが許すわけにはいきませんね」  だったら最初から訊くなよ。ラストは結局退学取り消したけど。この理事長のキャラがさっぱり掴めない。まあキャストが井上順だから、何か裏でコソコソやってそうだけどな。

ヤンクミの格闘シーンが無いとやっぱりちょっと物足りないなぁ。あと、石川をもうちょっとギャフンと言わせるシーンがあっても良かった気がする。菜緒が突然本当の事を話す様になったきっかけも良く分からないし、理事会に3-D全員が押しかけてきたのも今一つ意味が無かった気がした。今回は全体的に中途半端だったな。ただ、ヤンクミの「お前の将来も、あの子の将来も、同じだけの重さがあるんだよ。同じだけの可能性があるんだよ」ってセリフはなかなか良かったな。よって★4つ。


第三話 ★★★★ 

自転車泥棒に間違えられた土屋(速水もこみち)達を警察署に引き取りに来たヤンクミ(仲間由紀恵)。そこに刑事・鬼島(高杉亘)が現れる。
鬼島「こいつらの言う事を信じてるんですか」 なんか竹内力のパクリみたいな野郎だな。喋り方は何かもう狙ってやってるとしか思えない。ヤンクミが鬼島につかみかかろうとしてるのを生徒らが止める図はウケた。普通逆だろ。

ゆうべ九條(谷原章介)と盛り上がったと話すひとみ(乙葉)。
ひとみ「今度二人でK-1の試合見に行く約束しちゃった」 九條ってこんなのが好みなのか?本当にK-1が見たいだけかも知れないな。うん、きっとそうだ。私が九條ならヤンクミが馬場(東幹久)にやった様に、この女をスルーしてしまいそうだ。

竜(亀梨和也)と矢吹(赤西仁)の名前を騙った暴行事件が相次ぐ。ヤンクミが彼らに話を聞くが、竜は潔白を主張する。
「大体暴力沙汰起こして自分の名前言う馬鹿がどこに居るんだよ」 何言ってんだ、お前らならやりかねないだろ。まあ目出し帽かぶりながら自分の名前を名乗る犯人は居ないだろうけど。

暴行事件や事務所荒らしの犯人は、黒銀学園を退学処分になった工藤(小林且弥)だった。ヤンクミの活躍のおかげで工藤が逮捕され一件落着。
鬼島「通報の件は聴きました。まあお手柄と言えばお手柄ですが」 っていうか容疑者がボコボコにされてる件には触れないのか? 捕まった工藤に3-Dの担任にやられたとかってチクられたらまずいんじゃないの?

生徒が濡れ衣着せられる話は前シリーズにもあった様な気がするけど、それでもなかなか今回は面白かった。まだ三話だって言うのに3-Dの生徒が既にめちゃめちゃいい奴になっちゃったなぁ。


第二話 ★★★ 

ヤンクミ(仲間由紀恵)は、前回ハンカチを貸してくれた九条(谷原章介)と再会。
九条「桃ヶ丘女学園の九条と言います」 げ、谷原女子高の教師役だったのかよ。何人も女子高生食ってそうだな。無駄に視線をキラキラさせやがって。何がバーバリーだ。同じ教師役の東幹久の扱いが哀れでならない。

喧嘩なら幼稚園児でも出来ると馬鹿にされた矢吹(赤西仁)は、ヤンクミに決闘を申し込む。
矢吹「今日4時に川原に来いよ。俺とタイマン張れ」 っていうかお前、そういうのはまずヤンクミの強さを見てから言え。まだヤンクミが強いとも弱いとも分からない段階からタイマン張れとか手加減するなとかってのは不自然じゃないか?

竜(亀梨和也)と矢吹が他校の生徒にボコボコにされている所に現れるヤンクミ達。
久美子「おめぇらは手出すんじゃねえ。あいつらの気持ち、無駄にする気か」 そんな事言って結局最後は全部ヤンクミが持っていくんだもんな。敵対していた他校もあれだけの人数が揃っていながら途中で退散するとは何とも情けない。

やはり前回気になっていた通り、マンネリ化が始まった。だが意外にも二話にして主の二人が仲直りしてしまったので、今後の展開にはまだまだ期待出来そう。アクションシーンは外せないとして、ヤンクミがピンチなのを生徒達が助ける展開とかあっても面白いかも知れない。


第一話 ★★★ 

保育園の保母になったヤンクミ(仲間由紀恵)に会いに行くてつ(金子賢)とミノル(内山信二)。
久美子「白金学園が潰れてから、どこにも採用してもらえなくてやっとゲットした仕事なんだぞ」 って潰れたのかよあの学園。前シリーズで理事長が「このままでは済まさんぞ」みたいな事を言ってたけど学校ごと消し去るとは粋な真似をしてくれる。教師陣一斉にクビに出来るわけだし理事長ナイスアイデアだな。

その後、黒銀学園に間違って派遣されたヤンクミだが、意外にも理事長の黒川(井上順)に歓迎される。「押してダメなら引いてみろ」作戦だと思いこんだ馬場(東幹久)、亀山(モト冬樹)、猪又(マギー)ら職員室教師陣。
猪又「奴らも女の先生なら無茶しないでしょうねえ」 だったらヤンクミじゃなくてまず乙葉を3-Dにぶち込めよ。実験台にさ。意地の悪い者同士案外仲良くなるかも知れないぞ。
一方、ヤンクミに一目惚れした馬場。
馬場「完全にタイプだ」 さて、東幹久はこれで何度目のフラレ役なんだろう。 今回は面白い事にフラレ役俳優No.2の谷原章介も出ている。こっちはヤンクミの方が惚れたわけだけど、ドラマがドラマだけにどっちの恋も実るとは思えない。

ヤンクミは3-Dで不登校の竜(亀梨和也)をクラスに呼び戻すために会いに行く。借金をしているため、仕方なくクラブで働いていると打ち明ける竜。
「金返すまで自由になれねえよ。30万」 って安いな。竜の家って地元の有力者じゃなかったっけ。とっとと家に事情話して出してもらえよ。
久美子「30万?それだけあればあいつらと手が切れるのか?」 というわけでヤンクミはバイトを始める。30万溜めるまでに一ヶ月以上はかかりそうな気がするけど、数日でこれほど稼いだのか?

店を辞めると言い出した竜は仲間から袋叩きにされる。そこにやって来たヤンクミ。
久美子「言っとくけど私は可愛い教え子のためなら、手加減しないよ」 久しぶりに見るヤンクミの格闘シーン。同クールの「金八先生」もこれぐらいアクションがあればなぁと別のドラマの評もちょっと入れてみたり。それにしてもヤ○ザの孫娘って現実でもそんなに強いんだろうか。トリビアの種とかでやってくれないかな?

前シリーズと比べてどうしてもキャストが弱いと思えてしまうけど、ストーリーは前回同様の面白さを放っていた。ただ、「生徒の一人が問題を起こす→生徒の一人が数人にボコボコにされる→それをヤンクミが助ける→生徒が更正」というマンネリ化を防ぐために、東幹久や谷原章介をもっと有効活用して欲しいかな。